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aoihr 1st E.P.『僕と春』へ寄せられたコメントを公開します。随時更新。(名前クリックでページ自動スクロール)
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山崎大紀(Ramhead)

 

 アベシュンスケとは高校の時からの付き合いで、だから彼の作る音楽を今までずっと聴いてきたけれど、今回のアルバムが一番彼の人間性を感じさせるアルバムになっている気がする

 この前彼と話をしていた時、彼はこのアルバムが「哲学的リファレンスの末に爆誕した」と言っていた なにを言ってるのかさっぱりだが、彼なりに色んなことに悩み抜いた結果が楽曲に込められているんだと思う

だから、色んなコメントがあると思うが、このアルバムを最初に聞くときは何も考えずただ普通に聴いて欲しい

 

 ナンバガPPAPとか、マイヘアのポテトとか、邦オルタナの影響とか、そんなものは彼の才能と努力の副産物であって中核ではない 音楽の難しいことは分からなくていいし考えなくていい アベシュンスケの感情が伝わってくるアルバムになっていると思う

エミリーンゴ(雨音コンプレックス)

 

 人生に疲れきった夜。 衰退しきった体に鞭を打ち 真夜中に海沿いでもドライブしながら聴きたい一枚だなと。でも、あいにく免許は持ってないので、帰り道にコンビニで買った缶のハイボールでも一杯ひっかけながら、 くだらない悲しみを思い出してこのEPを聴きたい。

 昔の恋人を思い出させるような、 少し甘いコーヒーを飲むような、 幼いころにみた映画のワンシーンのような、 寂しくてホッとして心の奥深くをくすぐるようなそんな楽曲たち。 ひとりで作り上げるからこそできること、ひとりの強さ。そこにはたくさんの努力が詰まっているんだと思う。 「メリーランド」と「僕と春」がオススメなので是非聴いて欲しいと思います。

馬と魚(お笑い芸人/吉本興業)

 僕は音楽を聴く時に、いつも歌い手がどんな気遣いをしているだろうかと考えながら聴いている。

 

 曲の世界観の「TPO」に対して歌詞の言葉の選び方や、聞き手にどんな距離感で歌いかけているかが重要だと思う。たとえばドームコンサートのライブでは大熱唱したほうが万人の心に響くけど、赤ん坊に子守唄を歌う時に叫び声や難解な言葉や極端なビブラートはいらない。状況に応じて変化する表現の幅こそが、シンガーソングライターに大事な気遣いだと思っている。卵を割る時のように力みすぎず弱すぎず、聞き手の耳へ届くまでの心地良い加減やあたりを見つける作業を徹底するほど音楽の旨味が抽出されるのではと感じる。
 

 そんなことを考えつつアベシュンの音楽を聴くと、アベシュンは今出来うる限りの最良の気遣いでもって丁寧に言葉を選んで、聴く人のために一番良い声を慎重に響かせている。
逆境に掻き消されないよう大きな声で、時には内緒話をするように小さな声で、仲の良い友達の好きな女の子の話を自分だけが聞いてしまった時のような恥ずかしさや生々しさが絶妙な距離感で訴えかけてくる。

 

 アベシュンはキャッチーな作家性と通好みなアーティスト性を持ち合わせており、おまけにツイッターでさらりとバズらせてみたりする。きっと普段から意識せずとも全方位に気遣いのできる良いにいちゃんなんだと思う。僕はそういう人の音楽が大好きだから、これからもアベシュンの音楽を聴いていきたい。そして大阪という地で売れない若手芸人としてのまだ見ぬ春を、「僕と春」と共に待とうと思う。

寺岡夏美(MV『僕と春』出演)

 「ハタチになっても育ち切らない心と昔の淡い青春をぐちゃぐちゃに混ぜたもの」がここには詰まっている 聴けば一気に時を戻され、考えさせられるのだ。

 

 今回ここに収録されている「少女漫画」は高校時代にバンドKiYoCoで創られたものをアップデートできるものとなった。是非、昔の『少女漫画』も皆さんに聞いて欲しい 本当に天才だと思う。

 

 私がMVに出演させて頂いた「僕と春」の舞台は江ノ島。 暖かさ と 優しさ と 素直さ 全てが交じり合って 纏わりつく春の匂いに眩暈がする「あれは夢だったのかもしれない」なんて。

沢山の方々にアベシュンスケの 曲、世界観を全身で感じて頂きたい きっとあなたもどこかで涙を流す。

まつおゆか(MV『夏休みの、おわりと、はじまり』出演)

 aoihrの欠片に始めて触れたのは高校生の頃。あの頃の、もう全部辛いなと思っても、なにくそと反骨精神で前を見ていたい尖った複雑な前向きさ。前向きや成長に疲れて、自分に何もないんじゃないかと感じる無力さや未熟さ。それでも周囲の環境、景色、色、人間を愛してしまうことや、好きな人に想いを馳せてしまうことの高鳴りと、淡さや儚さ。醜いものも素敵なものも、好きも嫌いも、その狭間も、aoihrは正直に表現しようとしてくれる気がする。青春をそれで良いんだよと許し、寄り添ってくれている気がする。

 

 私がMV出演させていただいた、『夏休みの、おわりと、はじまり』にある「暑いのは嫌いなんて笑う君が好きだった」みたいに、嫌いが好きだったり、曖昧なもの。でもそんな感情ってざらにあったと思う。素直だなと感じるピースだらけだ。是非このピースを拾い集めて欲しい。

 

  青春って必死で生きる人間にいつでも訪れるものだと思う。故に『僕と春』も、誰にでも寄り添いうるのではないだろうか。多くの人が『青い春』というパズルを完成させますように。

むらたちほ(ex.KiYoCo)

 あべしゅんとは高校時代バンドを組み、それから4年間一緒にいた。メンバーであったからこそ、沢山彼の音楽を聴き、彼の好きな音楽も聴いてきたつもりだ。そんなわたしがこのアルバムを聴いて1番に思ったことは、全曲同じ人が1人で作ったと思えないような、でもあべしゅんの曲だなと思うところも同じくらいある、ということだ。

 わたしは音楽の知識はほとんど皆無であり、「なんか好き」という気持ちでずっとあべしゅんの音楽を聴いている。このアルバムはその、「なんか好き」が詰まった1枚だと思う。「なんか好き」と思わせる彼独特の音が詰まっているからこそ、アルバムを聴き終わった頃には「ああ、あべしゅんの音楽だ」と感じるのだと思う。わたしと同じように、知識がない音楽好きの人にも「すごい!良い!」と思うところがあるだろうし、逆に知識がある人なら「うおお、ここでこうくるか…!」と唸るようなポイントもあるんじゃないかと思う。

 

 KiYoCo時代のリメイクである「少女漫画」はもちろんのこと、「夏休みの、おわりと、はじまり」と「メリーランド」が個人的にグッとくるものなので、是非聴いて欲しいです。

吉屋真(彼女は夢を見る、ex.アオイズム)

「人生はメリーゴーラウンド。

目を回さないように、

振り落とされぬように、

生きよう。 」

 

目が回っても振り落とされても手にしたいもの。

そして自分自身それ自体を理解していないこと。

あ、それが青い春だ。

 

確かにあったな、そういうもの。

こと。ひと。

今もあるのかもしれないな。

ほら宿題は早く終わらせてさ、夏休みを楽しもうよ。

濱岡瑞希(tribe)

 疾走感があるのに
聴いていたら体に溶けていくような

人は忘れていくもの
儚くて、脆くて
それでも確かに一人一人が持つあの時の記憶を強く鮮明に描いてくれる
セリフのように放たれる歌詞が
僕は好き。
伝えようという感情が
目に浮かぶから
僕は好き。

シバタカヲル(サヨナラの最終回)

 【慟哭】と歌詞に起こして、本当に「慟哭」しながら歌う奴を、僕はaoihrしか知らない。こんなに伝える事に真摯なアーティストを僕は、aoihr以外に知らない。

 

 言葉の奥の真意、楽曲の持った衝撃、歌詞に潜んだギミック、数えきれないこだわり、アベくんの天才性。 そんな当たり前な事を語るつもりはない。そんな事はこのCDを聴けばマッコウクジラだってわかる。

 

 折角筆を執ったのに全部伝わる様に作ってるんだから、こんなに推薦文をし難い奴もそういない。 何を誰に語っても「知ってるよ(笑)」って言われてしまうではないか。

彦(Made in Me.)

見るからにアベシュンらしい楽曲たち。最高だ。

聴くからに、が本来なら正しい表現だが、aoihrの楽曲には"見るからに"、という表現がしっくりくる。

サウンドスケープ(音風景) という概念/言葉があって、アベシュンの曲には風景が見える。

 

切っても切り離せない、風景が。

 

あの頃の僕ら、1人1人の確かに見た記憶が再生される。

その風景が、例えこの世に存在しなくても、CMで見たものでもいい、
映画で見た場所でもいい、アニメの架空の世界でもいい、

物心がつくかつかないか曖昧な、改ざんされた記憶の中の風景でもいい、

とにかく、確実に見たことある風景たちなのだ。

 

見たこともないものは脳内で再生されない。

 

まるで自分の住んでる世界からaoihrの体現したい世界へと
トンネルを通して繋がってるような感覚。
自分の住んでる町から、aoihr townまで、
バイパスで通るより下道で繋がった時の感覚。

きっとそれらに近いはず。
百聞は一聴にしかず。
聴けばわかる。

 

P.S.

サウンドスケープという言葉は、
自分のためにとっておきたかったのに、
使わざるを得なかったね。

大内岳(The White Waltz、ex.OLD JOE、ex.リコチェットマイガール)

  僕自身の高校時代にメチャクチャ流行ったアジアンカンフージェネレーションやバンプオブチキン、その時もう居なかったナンバーガール…本作を聞いて思い出すギターロックの先輩達を数えたらキリがないけど、彼らが現在進行形で僕の心を揺らし続けているのと同じように、アベシュンスケの「僕と春」は、あなたの中にそりゃもう、しつこく付きまとうでしょう(良い意味で)。

 

がっつりシューゲイザーのギターが最高です。

二本柳亮(アマリリス)

 青春ってどうして終わるんだろう。
これはきっと誰もが考えるようなことだと思う。ぼんやりと。

 

 アベシュンスケの生んだ大作 aoihr 1st EP「僕と春」を聴いてはっきりと思い出した。青春なんて形も無いから線引きも無いし、いつから始まったのかすら知らないけれど、確かに今青春していると思える瞬間を何度も通り抜けて、そうやって僕らはここまで歩いて来たってことを。

 

 泡みたいに消えてゆく青春、最初の一つが消え始めてから最後の1つが消え終わるまでがモラトリアムだと言うのなら、最後の最後に終わりたくないと足掻いたっていいじゃないか。青春を引き摺ったまま大人になったっていいじゃないか。


夢みたいな日々でも

夢みたいに消えないでよ


 ホント、その通りだよな。「僕と春」すごい作品です。青春を諦めたく無いなら聴け。リリースおめでとう!

シノダ(ヒトリエ、cakebox)

 アベ君は僕より10歳くらい年下だと思うんですが、そんなアベ君が作った「僕と春」を聴くと僕の精神年齢がアベ君よりも年下の大体15、6歳くらいまで引きずり戻されてしまうといった怪現象が起こり、いったいぜんたいなんじゃいこりゃいとなったわけですが、

それは偏(ひとえ)に「僕と春」が僕自身の青春中枢をアホほど突っつきまくる真性ゴリゴリのオルタナサウンドであることに他ならず、

いやホント「僕と春」とはよく言ったもんだなあ〜と思います、お見事。

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